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●数年先まで製作注文がいっぱいとなり、新たな注文は不可となりました。[20/3/20]

●鞘木刀オーダー製作

武蔵剣法や居合術の稽古に用いる鞘木刀をオーダー製作致します。

@基本料金

基本は大刀6万円、小刀4万円からとし、各希望工作料金が付加されます。

大小製作は10万円となりますが、セットで注文頂く事により、大小の拵えを合わせる事が出来ます。別々に注文されますと細かい部分の合わせが難しくなり、別の作品として仕上げる方が良いと思います。

A製作期間

目安は3ヶ月位。工作の複雑さにおいてはもっと(一カ年くらい)かかるかもしれません。しかしその場合でもインターネットで出来の推移を報告しながら製作して行きます。

Bオーダー法

先ず前金として大刀製作ならば3万円、小刀製作ならば2万円、大小製作ならば4万円を納金頂き、そこからオーダー設計の相談をメールでして行くことになります。

大体の希望、コンセプトを頂き、一つの構想のプラン作り、それを報告しながらまた希望を伺い、十二分に話し合いながらオリジナル刀の設計をなして行きます。この期間に刀の基本工作をなしながら、設計を定着させるのに一カ月ほどを掛けます。

そして各希望の工作料を付加して大体の製作金額の見積もりをなします。ご予算に応じて希望の変更も鑑み、オリジナル注文の設計を定めてゆきます。

残りの2カ月で注文の刀を仕上げ、仕上がった時点で連絡しますので残金の振込を頂き出来上がった刀の送付となります。

C工作料金

各工作の料金は時価となります。各所にかなり凝った作りを施して行くと次第に料金がかかるわけですが、大刀6〜10万円、小刀4〜8万円、大小製作で10〜18万円くらいが目安かと思われます。

 

  鞘木刀4「河図拵」
 
クョスコニョ    [1] 
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●鞘木刀製作のコンセプト

当会の鞘木刀製作は一般的な模擬居合刀の製作法とはコンセプトが大分違います。

一般に用いられる大量生産部品は殆ど使わず、基本的に全て手作りでなします。

鍔、頭、縁、切羽、栗型、返角、鐺など全て手作りであり、いま刀用の既製品を用いているのはシトドメと目貫のみです。目貫においても幾つかの目貫も手作りしており、殆ど完全な手作り品も出来、これもオーダーに応じます。

料金の問題で鍔は透かしの新物を使う事もあります。オリジナル手作り鍔は少し料金が高くなります。

手作りと言っても江戸期の本歌の工作は真に超絶的であり、また料金的にかなり高価になりすぎ、当会の手作りコンセプトとは少し相違があります。ただ真剣の拵えと鞘木刀ではやはり作りが違いますし、基本的に稽古用であるのでそれなりの作りをなす必要があります。管理人自身が稽古に用いている物なので実用性は保証します。

●特徴

柄巻糸は基本を本牛革巻とします。本絹糸や変わり巻、また蛇腹巻などもオーダーに応じ、挑戦して行きたいと思います。

柄色も革の裏表、各種色物がありますが、ない色糸については若干追加料金が必要ですが、オーダーで糸作りからの注文にも応じます。

鞘の作りは当会独特のものを製作しています。

鮫皮は勿論本鮫皮を用いていますが、銅や真鍮の打ち出し鮫皮も挑戦しています。

鍔の作りも当会のオリジナルで独特ですが、なるべく色々な鍔作りに挑戦してみたいと考えています。

下緒と刀袋については注文に応じて用意させて頂いてもよいですが、好みと趣味性もあり、付けない形の販売が良いと考えます。各人の好みで下緒など選択されれば良いと思います。下緒や刀袋を変えると元の物が無駄になりますのでこの様な形が良いと思います。基本的に当会としては安易な卸品のその儘販売は余り意味がないのでなしません。

●その他の刀

未だ製品見本が出来ていませんが、短刀(3万円〜)、長太刀(10万円〜)も製作します。長太刀は三尺三寸〜三尺八寸(刃渡り)の作りとなります。

 

●値段への想い

模擬刀を含め刀剣工作の時価と云うものは不透明なものが多い。ネットショップの影響で大分価格破壊もあったが、それでも不思議な部分がある。また安いものと高いものとがあり、かなりちぐはぐな部分を感じる。
安いものと云うとどうして作るのか不思議なぐらい安いものがある。「美術刀」と呼ばれる飾りの模擬刀も安いがこれは作りも出鱈目で居合稽古に使えるものではないので問題にしないとして、十二分に居合に使えるものとしては一万五千円くらいからあるようである。尤も一般の武道具店ではこの値段では無理だが、ネットショップや特別の卸店などでは可能な値段である。
管理人も何本か作って貰った事がある。結構使えるものが出来る。柄巻もそれなりにちゃんと巻かれているし、柄は木製、鮫皮も本物が使われている。刀身も使っていて折れるようなものではない。これも店を通しているわけであるから原価は未だ安い事になる。これは確かに安いと思うのだが、同じ店においても別の工作や製品では随分不思議な値段が付けられている場合も多い。柄糸を本革にすると一挙に数万円取る場合があるし、新物の鍔が万円以上で売られていたりする。勿論新物でもそれだけの価値があるならば当然なのだが、別の店で何分の一かで売られている場合があり、疑問に感じられる。下緒やシトドメの値段なども店によって同じ製品が何倍も値段が違い、かなり不思議な部分が多い。
職人の手間代と云うものは確かに上をみればキリはないが、新物を売買するのみで何倍も値段を上乗せするのは如何なものかと感じられる。
柄巻工賃で木綿糸と革糸との差異のみで何万円も違うのは不思議である。手間はそれほど変わるものではないから単純に原価の差異のみはずであるが、本牛革といってもそれほど高いものではない。
いま少し刀剣界も透明性を上げて適正価格に近づける努力をしなければ刀剣界に未来はないと考えます。

●本牛革の柄巻について
一般的な店での値段が高いのは一面は利潤追及と云う面もあるが、また一面は企業努力が少ないと考えられる。つまり店自身も適正価格にて卸されていないと云う事がある。また職人に誤魔化されていると云う面もある。誤魔化されているのは店屋自身の研究と勉強が足りない為である。
管理人も柄巻に関しては用いる柄糸を含めてかなり研究し、やっと適正価格にて本牛革の柄巻が出来るようになった。革柄は居合術家の一つの憧れであり、味わってほしいと思う。革は滑りやすいと云う論もあるが、裏革を使う事で手になじむ。表革も光沢が素晴らしい。
●紙製鞘について
鞘木刀は木製のものが残り、記録では革製を記したものがあるが現物をみない。無双直伝英信流の資料では紙製の作り方の解説があり、当会も長年研究し、最も木刀に密着する紙製鞘が出来るようになった。木製よりも丈夫で使い勝手は非常に良いものが出来ようになりました。
●自由選択の世界
刀剣ほど自由オーダーを基盤とした深い趣味性を帯びた高い文化を気づいたものはない。しかし真剣はかなり値段の不透明さがあり、模擬刀は殆ど出来合いものの販売に終始した事は残念である。これからはインターネットを利用しつつこの自由選択の世界を再び築きたいと思います。その為に注文の方との討論の期間を一カ月くらい(場合によっては何カ月でも)取りたいと考えています。管理人自身刀装の注文において専門店と想いの齟齬でクレームを付けたり何度も作り変えさせたりし、大分ストレスを溜めた事が何度かある。
世界平和の最短距離は十二分の話し合いであると思います。分からない部分はどんどん質問してください(但し非礼な質問、余りにローレベルな質問は却下します)。

 

●設計理念
日本刀には長い歴史があり、伝統的な工法があるが、真剣(模擬刀も同じ)と鞘木刀では前提が違うので同じパターンでは出来ない事が多く、この部分で注文に応じられない部分があります。ここは注文の方の大体の意向を伺い、それに沿って当会としてのオリジナル設計を提示して行き、またそれでご意見頂き修正してゆくと云う形になります。とにかく出来合いものの組み合わせと云うような安易なやり方はなさず、全てオリジナルの製品、手作り作品を創造してゆく事を目指します。

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